ドッグフィットネス

Splootでは、IAALPドッグフィットネストレーナーとして、犬の体の構造、筋骨格の知識や行動学、運動理論に基づいたメソッドにより、毎日のお散歩や、ドッグランで走ることだけでは補うことの難しい、体の機能やバランス感覚の維持・改善、筋力増強などを図りながら、わんちゃんに自信を与え、メンタル面の安定と調和を促して、ホリスティックに健康を支えるお手伝いをいたします。

愛犬の状態に合った適度な運動を行うことにより、理想体重の維持や関節可動域の改善、体の機能をより良い状態に保ち、プレシニア期の健康維持、シニア期に向けての機能維持・改善、またアスリートドッグの体の調整・パフォーマンス向上を目指しています。

フィットネスを行うことにより得た達成感は愛犬自身の大きな「自信」となり、身体・感情・精神をより健康な状態に導いて、QOLの向上に役立ちます。

IAALPドッグフィットネスの有効性

犬は頭を使って身体を動かすことが大好きですが、日頃のお散歩はアスファルトの平坦な道を歩くことが多く、野山を駆け回り身体のバランスを取りながら走ったり、でこぼこ道を歩いたりという十分な運動や刺激を得る機会が少なくなっています。

また、子犬の社会化期前に親兄弟から離されてしまうことも多く、小さな時から犬同士でじゃれ合ったり体をぶつけ合うことで社会性を 身につけたり、自らの身体意識を感じる機会も限られてしまっています。

ドッグフィットネスにより、犬に頭を使って身体を動かす機会を与え、お散歩だけでは培われない筋力、バランス機能、柔軟性、持久力を向上させるとともに、身体意識の向上や達成感により
自信をつけることで、 メンタル面でも好影響を与えることができます。

IAALPドッグフィットネスは、感情＝精神＝身体のバランスを重視したホリスティックなフィットネスです。行動学を取り入れ、洞察力を高めることで、犬の気持ちや感じていることを理解すること、信頼関係の構築、犬のモチベーション向上を重視しています。

大切なのは目の前にいる犬に合った方法でコミュニケーションを進めること。そして、フィットネスが犬にとって恐れや強制でなく、楽しくハッピーなものであることです。トレーニングとは“教える” ことではなく“学習を生み出す”ことなのです。

一方通行なコマンドではなく、犬自身の動きを最大限に引き出し、円滑で有効性の高いフィットネスを行ないます。

・身体の調整（コンディショニング）
・体全体の動きの改善
・不安定になりがちな背中と後肢のバランスを良くする。歩様を改善する
・バランスの取れた身体の使い方を学び、それにより落ち着きを覚える
・免疫力が向上する
・筋肉を増強する
・身体バランスの維持・改善
・身体意識の向上
・カロリーの消費・適性体重の維持
・自律神経の調和を促進する
・精神面での活性化
・心の安定感、幸福感の向上
・自信を与える
・家族との絆が強くなる
・社会化につながる
・日常的に必要なトレーニングに役立つ

どんなことをするの？

Splootでは、犬の体に安全な器具（フィットネスボールやフラフープ、クッション、マットなど）を用いてのフィットネス運動や、トレッドミル、クリッカーを使用しての脳トレ、Boxやマットを使ったノーズワークなどを、その子のレベルに合わせたメニューで行っていきます。

設定した期間ごとに体を測定して変化を常に確認・把握し、正しい運動を行います。

わんちゃん自身の体調が良くなさそうな時、機嫌の悪い時は無理して行うのではなく、出来ること（運動ではなく、マッサージやプレイズタッチ®、温灸等も組み合わせ、常に「嬉しい・楽しい・大好き」を継続させていきます。

※ご予約前に必ず「初めての方へ」ページをご一読ください。

※初回のご予約は「お問い合わせ」よりお願いいたします。

パピー

パピー期には、運動機能面より、精神面でのキャパシティーを広げ、自信をつける、情緒を安定させるためのメンタルフィッネスが有効です。

生れてから1歳くらいまでのパピー期は体が急成長する大切な時期であり、骨格や筋肉、臓器といった体の様々な部位や器官が大きく成長します。

成長する身体に意識が追いつけるよう、固有需要感覚を高めるドッグフィトネスが有効で、パピー自身が自らの身体の輪郭を認識することで、情緒の安定を促すことができます。

超小型犬・小型犬

小さなわんちゃんは簡単に抱っこが出来るため、しっかりと大地を踏みしめるという感覚が少ないことがあります。

このような場合、筋肉が少なく、足先の力が弱まりグリップ力の軽減により膝関節や股関節にも影響が出てきてしまいます。感情面ではすぐ不安になったり怖がるなど行動にも影響が出がちです。

ドッグフィットネスにより、足先や足裏の意識を高め、靭帯や腱を強化し、グリップ力を高めることができ、感情面においてもしっかりと踏みしめる力をつけることで、自信がつき、落ち着きを覚えることができます。

怖がり・自信のないわんちゃん

引っ込み思案や不安症のわんちゃんにも、ドッグフィットネスが有効です。

楽しみながら能動的に運動を行うことで、達成感を得ることができ、 自信とリラックスを身につけることができます。

社会化の不足や性格的なものからくる怖がりは、様々な経験をさせてあげることで克服できることがあります。フィットネスでは運動、脳トレ、ノーズワークなど、わんちゃんの楽しいことがいっぱいです。

楽しい様々な体験をさせてあげましょう。わんちゃんの大きな自信につながります。

アスリート・ワーキングドッグ

スポーツドッグや特殊な動き、一定の部位を酷使するワーキングドッグにとって、フィットネスは体の調整や体づくり、メンテナンス、パフォーマンス向上に必要不可欠です。

また、家庭犬よりもケガのリスクが高いため、柔軟性、体のバランス、固有需要感覚を高めることがケガの防止につながります。

スポーツや仕事により使う筋肉、身体の動きが違うため、それぞれに適したプランを組み立て必要な運動を行います。

シニアドッグ

個々に合ったフィットネスを適正に行なうことにより、筋力やバランス感覚を維持・向上し、体が動かしやすくなることで日常動作をスムースにおこなえるように手助けすることができます。

また、ドッグフィットネスを通して精神面にも良い刺激を与えることによって、不安や退屈、フラストレーションから解放し、心のケアと同時に生き生きとした生活を送ることにつながります。

プレシニア期から行うことで老いを遅らせ、元気で健やかなシニア期を迎えることが出来ます。もちろんシニア期からでも無理のない、状態に合った運動を行うことが出来ます。

ご家族に

ドッグフィットネスを通してわんちゃんと一緒に「何かをすること」が増えます。一緒に楽しみながら運動することが出来、ひとりでは運動をしない方も愛するわんちゃんとなら、楽しく運動ができるのではないでしょうか。

またトレーニングを達成したわんちゃんの自信に満ちあふれた顔は、私たち家族を笑顔にしてくれます。そして家族の嬉しそうな様子を見たわんちゃんも幸せを感じ、心の状態が整い情緒が安定する、相乗効果を生みます。

愛犬とご家族双方が一緒に行う、心身の健康に役立つメニューをご提案いたします。ドッグフィットネスが愛犬との暮らしをさらに充実した輝きのあるものにしてくれるでしょう。